サン・ムーンが発売して日も浅く未だレートに潜る準備ができていなかったり、環境が分からず何の育成から始めていけばいいのか分からないというような人も多い時期だと思いますが、WCSルールの対戦環境は日々目覚ましいスピードで変化しているように感じます。
そんな中で現在自分が感じていること、これからどのように変化していくのかという予想を書いていきたいと思います。
・電気が強い
・エスパーの通りが良い
・地面 の通りが良い
・炎 の通りが良い
・持ち時間制
・電気が強い
電気が強いと感じた理由の8割がカプ・コケコの存在
もともと弱点が地面のみと少なく弱くはないタイプだと思うのですが、どうしても数値の高さで劣ってしまうバンギラス、メガガルーラ、ニンフィア、ランドロス、ヒードラン
他にもモロバレルに半減で技を吸われてしまうなど、使用率の高かったポケモンとの殴り合いではパッとしなかった電気タイプ
その電気タイプが上記の邪魔ポケモンが存在しないアローラ地方で、エレキフィールドを発生させる特性を手に入れたということでとても強いです。
コケコ以外の注目株と言えばエレキフィールドの恩恵を受けられるライチュウ
エレキだけではなくサイコフィールド時にはエスパー技強化、グラスフィールド時には耐久無振りライチュウでも陽気ガブの地震ダブルダメージ確定耐え、A補正ありバンバドロの地震ダブルダメージ高確率耐えなどの恩恵が得られる
他にもデンジュモク、クワガノンなどおもしろい性能の高火力電気タイプが参戦しているので電気弱点はもちろん等倍での殴り合いも避けたいタイプですね。
対電気タイプ要因として相対的に評価を爆上げしているのがガラガラ
ギャラドスやテッカグヤのように高い数値だが電気で出落ちしやすいポケモンと組まれることが多い
電気タイプ以外にもキュウコン、ウインディ、テッカグヤ、レヒレ以外のカプ等に有利なポケモンであるため
欠点らしい欠点と言えば味方が電気技を使いにくいので相手のギャラドスに弱くなることであったり、上に書いたエスパーの通りが良いに繋がっていくことなのですが、HD配分で体力満タンでもエスパーフィールドの眼鏡テテフやエスパーZグロスに縛られている等
今作はZ技の登場によりそれなりに耐久が高いポケモンでも遅いというだけで出落ちさせられてしまう危険性があるという点で向かい風。
・エスパーの通りが良い
主にカプ・テテフの影響なのですがエスパー技が半減程度では押し切られることも多いです。
ギルガルド、ヒードラン、ナットレイ、キリキザン、バンギラスがいなくなり格段にエスパーが通しやすい環境になりました。
相手のテテフグロスにSで負けているポケモンを多く採用している場合はメタグロス、ワルビアル、ベトベトン、テッカグヤ、ガオガエン、アクジキングあたりで拘りエスパー技を抑制する等の対処を用意しておきたいと感じました。
一発貰ってもいいミミッキュで殴り合うのがなかなか有効な戦法だと思いましたが、Zシャドークローではグロスが落とせない、強化アイテム無しシャドークローではテテフを落とせない、フィールド効果で影打ちが封じられる等不安なところもあります。
グロスの70とテテフの95というSは重要なラインになってくるのではないでしょうか?
・地面の通りが良い
上記の話に出てきたポケモンには地面タイプの通りが良いものが多い
しかしランドロス、マンムー、ドリュウズあたりがいないこの環境で一致地面技を使えるポケモンもそこまで多いわけではなく現状ではガブリアスがほとんど、たまにバンバドロとワルビアルとシロデスナを見る程度で、ダグトリオやフライゴンやナマズンは一度も見ていません。
トリトドンも大地の力を習得しておらず地震を使う個体にはまだ出会っていません。
下は地面技を無効にできるポケモン一覧です
ノーマル・ひこう
ドデカバシ、オニドリル、ウォーグル
むし・ひこう
バタフリー、レディアン、アメモース、ストライク
みず・ひこう
ペリッパー、ギャラドス
ゴースト・ひこう
フワライド、オドリドリ
どく・ひこう
クロバット
あく・ひこう
バルジーナ、ヤミカラス、ドンカラス
こおり・ひこう
デリバード
ドラゴン・ひこう
ボーマンダ、カイリュー
ほのお・ひこう
ファイアロー、オドリドリ
いわ・ひこう
アーケオス、メテノ、プテラ
はがね・ひこう
エアームド、テッカグヤ
でんき・ひこう
エモンガ、オドリドリ
エスパー・ひこう
オドリドリ
ひこう
シルヴァディ飛
浮遊
クワガノン、ゴースト、ムウマ、ムウマージ、フライゴン
この中から満足できるスペックとなるとそこまで広い選択肢とも言い難く、ギャラドスとテッカグヤの人気が圧倒的というのが現状です。
・炎の通りが良い
このルール通りの良いタイプがやたら多いです。
ヒードランがいないせいでしょう、トリルスイッチドレディアコータスのパーティが非常に強力に感じています。
ウインディをもらい火で採用した方がいいのではないか?と思うくらいです。
ちなみにこのルールのもらい火ポケモンはウインディとブースターのみ
これからコータス軸にはめらめらオドリドリのオウム返し噴火など派生構築も出てくるのではないでしょうか?
そうなればニョロトノやペリッパー側の動きも活発になると思います。
ギガイアスもがんばって
・持ち時間制
持ち時間制になり、小さくなるが大幅強化かと思われましたが、Z技の必中やヘビーボンバーの仕様変更によりそんなこともなくなりました。
ただ、メレシーラッキーのラッキーなんかはグロスのサイコフィールドZ思念とかでも半分入らないくらいなので注意はしておくべきですね
小さくなるを自己暗示したポケモンにはヘビーボンバー必中威力2倍の効果が適用されない点も注意
フレンドガードピッピ+科学力ベトベトンの並びでフレンドガードをベトベトンが引き継ぎつつZたくわえるや小さくなるような少々時間がかかる戦術もやりやすくなりました。
・総括
・今多いポケモン一覧(変化が激しいので3日後くらいには別物になってそう)
TOP
カプ・テテフ
次点
ギャラドス、ガブリアス、ウインディ、ガラガラ、メタグロス、テッカグヤ、カプ・コケコ、ヤレユータン
けっこう見る
キュウコン、ポリゴン2、コータス、バンバドロ、カミツルギ、カプ・ブルル、オニシズクモ、ベトベトン、ミミッキュ、ミロカロス、ランターン、デンジュモク、アクジキング
何回かは当たった記憶がある
カプ・レヒレ、ペリッパー、ライチュウ、ウツロイド、トリトドン、ワルビアル、シロデスナ、ポリゴンZ、シルヴァディ、ボーマンダ、フェローチェ、ジュナイパー、ガオガエン、アシレーヌ、クワガノン、ハリテヤマ、ドーブル、ウォーグル、ゴルダック、ギガイアス、ヨワシ、マシェード、パラセクト、スターミー、ジジーロン
といった感じです。
人がそこまで多くないのか、同じ人と2度3度マッチングしてることもあるので偏りはあると思います。
これから数を増やしていくと個人的に思っているのは
コータス、オニシズクモ、ポリゴン2、ワルビアル、ドレディア、ミロカロス、ガオガエン、ベトベトン、カプ・レヒレ、アシレーヌ、ドーブル、プテラ、ニョロトノ、ヤレユータン、ミミッキュあたりでしょうか
まあ自分の中で評価が高いというだけの話なのですが
発売2週間ほどの環境考察は以上です。