実質グラードン入りトリパ
ヤレユータン+コータスとバンバドロで攻撃面は実質グラードンかそれ以上になった気がするパーティ
ヤレユータンがトリルを遂行できなかったときの貼り直し要因として数値が高く、自身も攻撃参加できるポリゴン2
トリル軸の選出で分が悪いと感じ場合にはコータスドレディア軸で眠り粉を駆使して強引突破を狙う
ポケモン | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | もちもの |
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ステータス | 特性 | ||||
備考 | |||||
コータス | ふんか | ねっぷう | ソーラービーム | まもる | ホノオZ |
れいせい 177(252)-*-160-150(252)-91(4)-22 | ひでり | ||||
ワイドガードを誘うことと、HPが削れた状態でも火力が出せるホノオZで採用 | |||||
バンバドロ | じしん | 10まんばりき | いわなだれ | ヘビーボンバー | とつげきチョッキ |
ゆうかん 207(252)-194(252)-120-*-106(4)-36 | マイペース | ||||
ヤレユータンとの並びが強力なためシナジーがあるマイペースで採用 | |||||
ヤレユータン | サイコキネシス | さいはい | いばる | トリックルーム | オボンのみ |
なまいき 196(244)-*-124(188)-110-154(76)-58 | テレパシー | ||||
とりあえずステータスが高そうな配分 HP偶数オボン | |||||
ポリゴン2 | トライアタック | れいとうビーム | 10まんボルト | トリックルーム | しんかのきせき |
れいせい 191(244)-*-110-172(252)-117(12)-58 | トレース | ||||
呼びやすいギャラドスやもらい火ウインディに有効なトレースで採用 | |||||
カプ・テテフ | サイコキネシス | サイコショック | ムーンフォース | 10まんボルト | こだわりメガネ |
ひかえめ 145-*-96(4)-200(252)-135-147(252) | サイコメーカー | ||||
基本はサイキネだがカビゴンやオニシズクモに刺さるショックを両立 | |||||
ドレディア | リーフストーム | ねむりごな | おさきにどうぞ | まもる | きあいのタスキ |
おくびょう 145-*-95-162(252)-96(4)-156(252) | ようりょくそ | ||||
ダウンロード意識でDに4振り |
以下採用理由&個別考察等
・コータス
トリル選出とドレディア選出のどちらになってもパーティの核になってくるポケモンであり選出率はかなり高め
持ち物ホノオZはワイガ対策に採用しなければいけない火炎放射や大文字に割いてしまう技スペを節約できるのが強み
噴火を元にしたときのダイナミックフルフレイムは威力が200になりHP振りのベトベトン程度なら確定で落ちる
配分しだいではありますが半減のポケモンもバンバドロの全体攻撃やヤレユータンのサイキネ等で怪しくなるラインまで削れるため、バンバドロの攻撃で相手を倒しつつヤレユータンの威張るでバンバドロの攻撃力を上げる動きに繋がりやすい点も魅力的
采配噴火している瞬間はゲンシグラードン
・バンバドロ
こちらもトリル選出で強力な勝ち筋になるポケモンでコータスの炎技が通りづらいガラガラ、ウインディ、ギガイアス等を処理するのに適したポケモン
ヤレユータンの隣にいるとき限定ですが断崖の剣っぽいのを使えます。
10まんばりきのおかげで誰と並べても困ることなく地面技を使えるところは非常に優秀
WCSルールとはそこまで関係のない話ですが10まんばりきが接触技だという点は非常に残念だと思いました、ギルガルド使います。
・ヤレユータン
コータスとバンバドロ専用の相方かと思いきやカプ・テテフと並べることにより
サイコフィールドの効果で猫だましが飛んでこないことと、トリル選択ターンに高火力で圧力をかけられるためトリルの成功率が上がるという恩恵を得られる。
トリル後は次のヤレユータン行動順に采配でテテフを動かす事ができるので特別鈍足で揃える必要のないところがヤレユータンを使ったトリパの強みです。
ちなみに采配は直前に攻撃した方向へ再度攻撃になるので、それとは逆方向にテテフの技を選択しておけば
采配で前ターン攻撃していた左側を攻撃→テテフ自身が選択した右側を攻撃
といった感じで打ち分けることが可能になる、トリル中にヤレユータンより速くなってしまうとこの打ち分けはできない
スイッチトリパでもない限り従来トリパには高速アタッカーを採用することはあまり無かったのですがヤレユータンに限ってはこのような芸当が可能なので、従来のトリパと比べて素早さの高いポケモンを採用しやすい。
・ポリゴン2
役割は初手のトリル要員兼トリルアタッカー、中盤のトリル貼り直しなど
ステータスと技範囲が優秀なので思考停止気味で採用できるポケモンでもある
ヒードラン、クレセリア、メガガルーラ、ニンフィア、バンギラス、ボルトロス等処理に時間を要する相手が少なくなったのでかなり強い
上にも書きましたが主にギャラドスともらい火ウインディ意識でトレースを採用、現在のWCS環境ではBよりDが高いポケモンの方が割合的に多くてダウンロードが機能しづらいのではないかと考えています。(自分のマッチングした相手のみを見ての感想ですが)
ただ相手に別天候のポケモンがいるときにはトレースがデメリットに感じます。
・カプ・テテフ
数値の暴力
眼鏡テテフをあまり警戒してる人がいないように感じました。ドヤ顔で居座るウインディやガラガラあたりは数え切れないほど葬ってきてるのでそろそろ意識され始めて動きにくくなる頃合いかなとも思います。
ショックはパーティ単位で苦手なオニシズクモやカビゴンを強く意識した技ですが、ギャラドスやライチュウ等を一撃で倒せたりと便利な技です。
シャドーボールが無いことのデメリットは感じませんでした。
・ドレディア
トリパミラー等で選出して粉連打してることが多いです。
選出率こそ低めの裏選出用ポケモンですが、何気に出した試合は全部勝ててるのでなんだかんだでそれなりに強いポケモンだと思います。
ただ、主軸にしたいポケモンではありませんでした。
・選出
一番多いパターンがヤレユータン+テテフ先発、相手次第でポリ2コータスバンバドロから後発を選択
ゲンガーやウツロイド等テテフを上からワンキルできる可能性のあるポケモン+ヤレユータンをワンキルできそうなフェローチェ、オニシズクモ、ラッタ、ワルビアル等の組み合わせが見えた場合ポリゴン2やドレディアを軸にした選出にシフトといった感じです。
ガオガエンやベトベトンの場合は組み合わせ関係なしに単体が厄介で、対トリパの選出を捻じ曲げる強さを持っている気がしました。
・使われて厄介に感じたポケモンリスト
シルヴァディ(ノーマル)
・ジジーロン
・アクジキング
・オニシズクモ
・ガオガエン
・ベトベトン
・カビゴン
ヤレユータンは今作のダブルバトルを遊ぶ上で最も無視できないポケモンの1つではないでしょうか?
6世代までのダブルバトルではトリックルームを主軸にした戦術はどうしても一線級とは言い難いところで止まっていた印象ですが、ヤレユータンの登場により対策必須の強力な戦術に進化したように感じます。
とは言え、弱点らしい弱点もしっかり存在するので対策するためにも一度は使ってみることを推奨するポケモンです。