バンク解禁前シングル 壁ポリゴンZ

パーティのコンセプトはポリゴンZを始めとした突破力の高い積み技持ちステロ及びでサポートする単純な構築。
壁展開のパーティを組む上で、初手の持ち物が見えないガブリアスのように壁貼りのコケコを縛られているかもしれない状況を消すためにクッション役として先発襷マンムーにステロ及び削りの役割を持たせ、比較的安全に壁を展開させることができる。
場を整えることに2匹使用してしまうため残り1匹に求められる突破力が大きいという欠点をポリゴンZの性能ならカバーできると考えマンムーコケコポリZの3匹を軸に構築を開始。

  
使用期間は年末までくらいなので少し古めで、レートは1900代後半から2100あたりをうろつく感じ。
使い始めた初期の頃に比べてチョッキ持ちの瓦ブルルやマンムーが徐々に数を増やし、選出段階でどうしても択が発生するようになってきたため別のパーティへ移行

  
ポケモン技1技2技3技4もちもの
ステータス特性
備考
マンムーじしんこおりのつぶてほえるステルスロックきあいのタスキ
いじっぱり 207(172)-166(4)-127(212)-*-96(124)-101(4)どんかん
ガルーラの猫捨て身高確率耐え、キュウコンの吹雪2耐え、コケコの珠シャイン乱2(6.3%)
カプ・コケコしぜんのいかりちょうはつリフレクターひかりのかべひかりのねんど
おくびょう 167(172)-*-116(84)-*-95-200(252)エレキメイカ
フェローチェの珠どくづき耐え
ポリゴンZ10まんボルトれいとうビームあくのはどうテクスチャーノーマルZ
ひかえめ 161(4)-*-90-205(252)-95-142(252)てきおうりょく
ガラガラポリゴンの交代連打に一貫する悪の波動で採用
カイリューげきりんじしんほのおのパンチりゅうのまいホノオZ
ようき 167(4)-186(252)-115-*-120-145(252)マルチスケイル
ドラゴンZやジメンZで倒せる範囲が変わる、ホノオZはテテフ、ガルド、カグヤあたり
ハッサムバレットパンチどろぼうつるぎのまいはねやすめハッサムナイト
いじっぱり 161(124)-199(244)-120-*-100-113(140)テクニシャン
Aは対マンダを、Sは対最速ガラガラから少し色を付けてガルドまで意識
カプ・テテフサイコキネシスサイコショックムーンフォースめざめるパワー炎こだわりスカーフ
おくびょう 145-*-95-182(252)-136(4)-161(252)サイコメイカ
汎用性が高く、壁以外の選出にも厚みが出てくる
  
  
ボーマンダではなくカイリューを選択している理由
ハッサムとの同時選出からお互いが活きる場面の多さに期待しているためメガが被らない方を選択
・壁込みの耐久を考えるとマンダよりもカイリューの方が少ない被弾回数で必要な分だけ舞うのに適していると感じた
・自分の強さを殺さずに炎技を採用できる

  
という理由です。
残りのテテフが特別壁を活かしたポケモンというわけではありませんが、単純にスペックが高いため壁を使用しない選出に厚みが出ることを期待しての採用。
  
以下採用理由&個別考察
  

マンムー@気合の襷
地震 氷の礫 ステロ 吠える
いじっぱり 207(172)-166(4)-127(212)-*-96(124)-101(4)

現段階でステロを覚えることができる希少なポケモン
最初に書いた通り初手にコケコを上から一撃で処理してくるポケモンと鉢合わせさせないためのクッション及びステロ+先制技の襷や頑丈潰しとして採用。
確実に役割を遂行するために地震を岩石封じに変更することも考えたが、汎用性を落としてまで岩石封じにせずとも立ち回りでカバーできることがほとんどなうえに壁以外の選出でパワーを落とすのは勿体無いと感じこの技構成に落ち着いた。
  
・物理耐久
意地ガルーラの猫+捨て身耐え
A200一致地震乱2(6.3%)
  
・特殊耐久
キュウコンの吹雪2耐え
コケコの珠シャイン乱2(6.3%)
  
・攻撃力
H振りコケコ地震で確1
無振りマンムー地震で確2
無振りゲンガーを火傷状態の地震+礫圏内

  
  

・カプ・コケコ@光の粘土
自然の怒り 挑発 リフレクター 光の壁
おくびょう 167(172)-*-116(84)-*-95-200(252)

  
・物理耐久
フェローチェの毒づき耐え

  
技構成は壁を張るのに最も適していると思われる構成だがマンムーを挟んだ2番手になると自然の怒りが弱くなるのということもあり、できる限りコケコ+エース2匹の選出を通したい。
そのため耐久調整は珠フェローチェまでを意識した配分。
良く言えばマンムーに依存する必要を少しでも減らすための調整だが、マンムーを挟むと意味が無くなる。
パーティの核になるポケモンであり選出率は最も高い。

  
  

ポリゴンZ@ノーマルZ
10万ボルト 冷凍ビーム 悪の波動 テクスチャー
ひかえめ 161(4)-*-90-205(252)-95-142(252)

  
テクスチャー展開後の耐久UPも強く、陽気ガブの地震でようやく乱数というような固さなのでスカーフや先制技での対策が機能しづらく、そこに被弾回数を減らせる素早さと火力が加わるので勝率を安定させやすい。
壁込みならガブの攻撃を貰う前提の動きも視野に入れられる。
最初に臆病で使ってみたところミリ耐えされて控えめなら勝っていた場面があまりにも多かったため控えめで採用。
ガラガラを一度も選出されることがなく悪の波動で一度も怯ませられなかったため、結果的に身代わりか破壊光線を採用していた方が勝率が上がっていたかもしれない。

  
  

カイリュー@ホノオZ
逆鱗 炎のパンチ 地震 竜舞
ようき 167(4)-186(252)-115-*-120-145(252)

  
コケコを拘り地震で処理された後の展開、カイリューを逆鱗で処理された後の流れでハッサムテテフに繋ぐ等の動きが強力。
舞ホノオZでテテフ、ガルド、カグヤをきっちり倒せるところは良いのだが、先に逆鱗を打たされることもあるためカイリューの舞だけに特化した選出は避けたい。

  
  

ハッサムハッサムナイト
バレットパンチ 泥棒 剣舞 羽休め
いじっぱり 161(124)-199(244)-120-*-100-113(140)

  
無補正60族抜き
  
必要な攻撃力と必要な素早さを振って残りを耐久に配分
カイリューからの流れが強力なことと、毒+守るの定数ダメでポリゴンZを倒そうとする動きに強い
どこから飛んでくるかわからない炎技と、それに伴い必要な剣舞の回数が多くなるので必然的に被弾回数が多くなり壁の弱点である急所や追加効果による事故が起こりやすいのでエースをハッサム1匹というような選出はあまりしたくない。
羽休め→瓦割りは一考の価値があるかもしれない

  
  

カプ・テテフこだわりスカーフ
サイコキネシス サイコショック ムーンフォース めざ炎
おくびょう 145-*-95-182(252)-136(4)-161(252)

  
同速やポリゴンZ意識の臆病スカーフ
控えめでもS補正ギャラドス抜きという絶妙なSなのでみんなには控えめで使ってほしい。
ハッサムマンムーの先制技とアンチシナジーな特性もサイクルを回すパーティではないため困る場面は全く無かった。
使用感は悪くなかったがパーティの変更をするとなったときに真っ先に変えるのはこのポケモン
テテフが選出画面にいたから壁を意識されなかった試合は存在したかもしれない。

  
  

ポリゴンZというコンセプト自体は数値が非常に高く好感触でした。
7世代シングルおもしろいのでシーズン2以降も続けていくと思います。