PJCS2024 第3回予選使用パーティ 【ボルトランドサイクル】

・構築コンセプト

基本的にサイクルすることを前提に組んでおり、ボルトランドと縦の相性がいい駒で形成し、繰り出し性能と有利対面からの打点の高さを重視した

追い風等の展開系に強いランドロスの威嚇によるA操作+ボルトロスの電磁波によるS操作+怪電波のC操作を軸にすることで相手にサイクル戦を強いることができ、サイクルを前提に組まれたこちらのパーティの得意な土俵へ強制的に引きずり込むことができる。

ボルトロスが機能しないイエッサンやリキキリン入りのトリパに対してはミミッキュやサーフゴーを軸に展開を阻止することで抗うことになる。

電磁波と威嚇を無視する追い風鉢巻悪ウーラオスが天敵であり、選出画面で水ウーラオスとの判別を付けてミミッキュを選出しなければいけない点はもはや運要素に近い。

  

結果予選通過ラインに手が掛かるくらいの働きをしてはくれたものの命中90技の採用の多さが響き、途中事故が続き敗退

過度の技外し以外では当たったほぼ全ての相手に対して5分以上に戦えていた感覚があるため、構築の完成度としては満足している。

以下個別詳細

霊獣ランドロス@拘りスカーフ 鋼テラス 威嚇

181-198-111-*-101-143

意地っ張り H132 A116 B4 D4 S252

岩雪崩 地震 とんぼ返り 地団駄

  

裏のウーラオスやサーフゴーの前にお膳立てとして非常に優秀で、その上でスイーパーとしても活躍できる非常に使い勝手のいいポケモンだった。

馬鹿力やはたき落とすの没収で一見微妙に見えがちだが、実際に使ってみると想像よりはるかに強い

  

化身ボルトロス@オボンのみ 鋼テラス 悪戯心

185-*-113-146-101-155

臆病 H244 B180 C4 D4 S76

10万ボルト 電磁波 怪電波 挑発

   

オボン込みで意地っ張り神秘ウーラオスの水テラ水流耐え

ポケモン自体が久々だったため、自分の中では5世代6世代最強のポケモンという認識で止まっていたが

電磁波の命中低下、悪戯心のナーフ、麻痺のSダウン弱体化、めざパ消滅の要素は大きいものの

麻痺の素早さ即時反映、怪電波の習得により

最強ではないが最強クラスには留まってるくらいの評価に落ち着き、個人的に6世代最強だったと思っているボルトランド軸を組むに至った

  

サーフゴー@拘り眼鏡 鋼テラス 黄金の身体

193-*-121-178-112-123

控え目 H244 B44 C68 D4 S148

ゴールドラッシュ シャドーボール トリック 悪巧み

  

意地パオジアンの不意打ちを最大乱数切り耐え

こご風込みでオーガポンを抜いてくるSラインを意識した素早さ設定

サイクル戦をする上で欠かせない優秀な体制

鉄壁プレスや瞑想ライコのような要塞狙いの構築、そしてトリル使いに刺さる拘りトリックを評価して採用

  

オーガポン@竈の面 炎テラス 型破り

169-158-105-*-117-178

陽気 H108 A140 B4 D4 S252

ツタこん棒 ウッドホーン 剣の舞 ニードルガード

  

最速

+2ツタこん棒か+1テラスツタこん棒で一撃ウーラオスを倒せる程度のA

残り耐久

ASよりもだいぶ使い勝手が良かった

ウーラオスが呼ぶ草タイプに対しての繰り出し性能、アロキュウ絡みに対しての強さ

電磁波依存せずに化身ランドを抜ける点を評価して採用

  

連撃ウーラオス@突撃チョッキ 毒テラス 不可視の拳

177-188-121-*-98-141

意地っ張り H12 A164 B4 D140 S188

水流連打 インファイト アクアジェット 毒づき

  

最速ドーブル+2

圧倒的なスペックを持ちながら水氷岩受けを任せられ、有利対面から繰り出す指数の高さと守る貫通を評価して採用

このポケモンを考えた人の正気を疑わざるをえない

  

ミミッキュ@拘り鉢巻 ステラ 化けの皮

147-146-101-*-126-140

意地っ張り H132 A180 B4 D4 S180

じゃれつく シャドークロー トリック トリックルーム

  

最速ドーブル+1

化けの皮1/8込み冷静ブリムオンのワイドフォース耐え

耐性テラスでよかった気もする

トリパに対して勝ち筋を作る、鉢巻神速の一貫性を切る、尚且つ汎用性を損なわず戦える駒として最後に辿り着いたポケモン