小さくなる系統のパーティ対処法

ダブルにおける小さくなるを利用した戦術の対処について

  
結論から言ってしまうと技選択に1分かけましょうという話です
  
  
代表的なものにメレシー(デスカーン)ラッキー(ハピナス)タブンネピクシー(ベトベトン)等が挙げられます
  
この戦術はなかなか高い確率で展開できる戦術でありながら一度展開してしまえば滅びの歌でも使われない限り容易に崩すことはできないでしょう
  
じゃあそれってめちゃくちゃ強いし使ったもの勝ちなんじゃ?と言われると答えはNOです
これらのパーティは場を展開するために2匹以上のポケモンを犠牲にする必要があるにも関わらず、展開に要するターン数がかかってしまうため1ターン目から選択時間を1分間フルに使われ続けると相手を倒しきれず残りポケモンと体力の差で判定負けしてしまうパーティだからです
  
  
レートの1試合に設けられた制限時間は30分
1ターンの選択をフルに使って1分
ポケモンが倒れた時の死に出し選択時間が1分
技のモーション中も1匹あたり約5秒程度(技によっては少し長かったり抜群半減の表示が入ったり交換モーションは7秒程度だったりもする)、毒や火傷等の定数ダメージモーションにも数秒のロスが生じるため1ターンごとに20〜30秒以上
  
これらを考慮すると1試合通して行動できる回数は限られており、20回程度しか無いということになる(実際にちゃんと計測したこと無いから適当です)
当然パーティ相性というものがあるので、その時間稼ぎができないパーティも存在してそれらには勝てるでしょうが20回程度の試行回数ではそこまで強いパーティではないということです
決して小さくなるウザイから遅延してストレス与えてやろうとかではなくてそうした方が勝てますよってことなので負けたくない方はちゃんと遅延しましょう(正直毎回時間かかるから消えて欲しい)
  
上記はこの系統のパーティが公式大会で絶対に使われない理由でもありますね(使ってたらそのプレイヤーが無知だったということで)
  
  
行動回数制限無し前提で考えたら強いパーティだと思います